【WordPress】Xserver から Windows のパソコンへのデータ移行方法

最終更新日: 公開日: 2023年03月

いろいろテストするためにローカルの Windowsパソコンで apache と mysql と wordpress を動かしているのだが,DB の移行の際に忘れて,手間取ることが多いので整理して備忘録として残しておく.

MySQLバックアップ

前提条件

Xserver で WordPress を動かしている.
自分のサイトの URL は https://www.xxxxxx.co.jp である.
ローカルの Windows パソコンにウェブサーバーと MySQL と PHP はインストールされている.
ローカルでは http://localhost/ でアクセスする.

ローカル(windows)で空のDBを作成

ルートでログイン
(※コマンドプロンプト(cmd)で実行するが mysql の実行ファイルが存在するディレクトリで実行する.)

mysql -u root -h localhost

ユーザーの作成

mysql> create user 'ユーザ―名'@'localhost';

データベースの作成

mysql> create database データベース名;
mysql> grant all privileges on *.* to ユーザ―名@localhost identified by 'パスワード' with grant option;
mysql> flush privileges;
mysql> quit;

上の2行は【MySQL8.0以降】の場合は下のようになる.

mysql> create user 'ユーザ―名'@'localhost' identified by 'パスワード';
mysql> grant all privileges on *.* to 'ユーザ―名'@'localhost';

ユーザーを作って,権限をつけたら一回抜ける.

エックスサーバーで MySQL のバックアップをダウンロードする

先ほどの画像のような画面に行く.

データベース > MySQLバックアップ で行ける.

そこで,「現在のMySQLをダウンロード」タブを押して,該当するデータベースの場所で「ダウンロード実行」ボタンを押す.

バックアップをとったデータをローカルのデータベースでリストアする

Xserver からダウンロードした sql 文をローカルの MySQL に流し込んで復元する.

Windows 用に変換する

そのまま流し込むとエラーになるので置換を行う.メモ帳で可能だ.

置換は
https://www.xxxxxx.co.jp → http://localhost

www.xxxxxx.co.jp → localhost

\' → \"
の3つだけを行う.

データを流し込む

以下のようにデータを流し込む.

mysql -u ユーザ―名 -h localhost -p データベース名 < バックアップファイル.sql

もう一度,MySQL に入る.

mysql -u ユーザ―名 -h localhost -p データベース名

直接,データベースの値を変える.

mysql> update wp_options set option_value = 'http://localhost' where option_name = 'home';
mysql> update wp_options set option_value = 'http://localhost/wp' where option_name = 'siteurl';

マルチサイトの場合はこの限りではない.マルチサイトのURLを移動する際に変更する場所【WordPress】を参照.

これで WordPress の管理画面にログイン出来,サイトを見ることも出来るはず.
うまく行かない場合,こちらの説明が間違っている可能性もあるのでフォームからご連絡ください.

 

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