SEO(検索エンジン最適化)が難しい理由
前にホームページの改善がなぜ出来ないか?について記事を投稿しましたが,そこでは主に動機の部分に触れました.
お客様と話していて別に気づいたことがあったので,今回はそれについて書きたいと思います.
すなわち SEO 対策はなぜむずかしいのか?
ホームページの改良をやる気はあるんだけど...
今回は「ホームページを改良する動機」の部分はクリアしていて,まさに改良したいと思っているのだが,「どう手を付けてよいかわからない」という方々が陥る罠について書いてみようと思う.
実際,今まで多数のお客様との会話を思い起こしてみるとそのようなケースに当てはまる方は多い.
よく来る質問
- このキーワードについて Google の順位を上げたいんだけど
- なぜ,このキーワードで自社より競合の方が上になっているの?
- うちのドメイン年齢は競合より若いから順位が上がらないんですか?
- 本とかホームページを検索したりして,SEO の情報はある程度集めているんだけどよく分からない
- SEO 関連ではどの本やサイトが参考になりますか?
情報を総合的に検討する必要
SEO に関する情報は様々なところで目にすることが出来る.
出版されている本だけでなく,サイトも多数ある.
そこには情報として怪しいものもあれば,正しいものもある.
ひろゆきさんの名言
うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい
掲示板だけでなく,本やネットなどすべての情報が当てはまる.
検索エンジンに関しての情報は Google の公式発表以外は基本的に公式発表の引用か,推測で書いていることになるが,実験して書いてある内容もあり,嘘を書いていない限り,そのような情報はその時点では正しい内容なのだろう.
では,なぜ SEO をそのように情報があふれているにも関わらず,難しくて実践出来ない人が多いのか?
問題は「情報の重要度合いが分からない」こと
嘘を嘘だと見抜けたとしても,もう一段階問題がある.
それは一つ一つの情報は正しくても,情報同士の優劣・重要度合いが分からないということだ.
ここが一番の混乱の元になっている.
つまり,
- 単語を一杯使っているのに...
- リンクを多数張っているのに...
- ドメインは昔からあるのに...
のような質問はそもそもナンセンスである.
それらは正解にたどり着く一つの要素なだけ(いや,要素ですらないかもしれない)なのである.
要は「これ」という正解がないのである.
みんな正解が好きなので正解を求めたがる.
しかし,SEO に正解はないのである.
正解がない場合,どうするのか?
「ここかな?」と修正してはしばらく様子を見て変化を見る.
が基本なのである.
変化を見るのに見やすいようにアクセスログ解析というサービスを提供している.
いろんな要素があるが,それはずっと検索結果を見ていればなんとなく分かってくるものなのである.
まあ,定石のようなものだろうか.
ただし,この定石は Google のアルゴリズムの変化によって変わってくるので,常に見ていないとついていけなくなる.
だから,昔はキーワードを meta keywords に入れろと言われていたので,いまだに行っているサイトも多い.
しかし,実際には2020年1月現在,meta keywords に単語を入れていても,それでそのページがマッチすることはない.
Google も書いているかもしれないが,実際に実験してみた結果をここでは書いている.
ただし,これが未来永劫続くかどうかは分からない.
そのうち,手のひらを返したように keywords を使うようになることもあるかもしれない.
確実なのは実際の状態を変化させてみて,それが結果としてどう表れるかを常に追い続けることなのである.
ここで宣伝
レクタスではこのような観察を検索エンジンに対してだけでなく,マーケティング全般に対してホームページ・マーケティング勉強会という形で行っています.
ご興味のある方は是非参加してください.
まずは下のフォームからご連絡をお願いします.
2020年1月現在,ほぼリモートで実施していますので,どこからでも参加が可能です.
レクタスは横浜にある会社ですが,関東だけでなく,大阪,神戸,名古屋など全国から参加されています.
ご連絡をお待ちしております.
それとレクタスでは検索エンジン順位チェックツールを無料で公開しています.
このツールは Chrome の拡張機能ですが,簡単に順位チェックが出来て,便利なツールですので是非お試しください.
ご質問等ありましたら,お手数ですが弊社の個人情報保護方針をお読み頂いた上でフォームからお願い致します.
※このページと無関係な内容のセールスはご遠慮ください.