メールフォーム作成方法について

最終更新日: 公開日: 2020年01月

メールフォームとは

ホームページにあるお問い合わせ用のメールフォームは企業にとっての受付窓口です.
どのような受付窓口であるかは引き合いの数や質を左右する重要な要素です.

実店舗でも入りやすい入り口,入りにくい入り口があります.

受付窓口

メールフォームお問い合わせフォーム,ウェブフォーム,web フォーム,アンケートフォーム,入力フォームなどとも呼ばれています.

フォームを作成する際に気を付ける点,標準的な作り方の考え方をまとめます.

メールフォームの基本ページ構成

実際にメールフォームにはいくつかの段階(ステージ)があります.

  • アンケート入力画面(メールフォームページ)
  • 入力内容確認画面(入力確認ページ)
  • 入力完了お知らせ画面(入力完了・サンキューページ)

この3つは最低必要です.

メールフォームページ

問い合わせ内容を実際に入力するフォームです.

お客様・閲覧ユーザ―に回答してほしい質問を用意します.
ここで気を付けるのは「回答しにくい質問」をしないことです.
逆の立場になって考えればわかりますが,ホームページを見たばかりの人は初対面の人です.
初対面の人に根ほり葉ほり聞くのは失礼ですし,要らぬ警戒心を呼びます.

できるだけ質問数は少なく,表面的なことを聞きましょう.
深い回答が欲しい場合は自由文で回答できるような質問を設けておきましょう.
相談したい方はここに書き込んでくれます.

また,問い合わせに回答するためには当然,回答者の連絡先を記入してもらう必要があります.
最低限,名前とメールアドレスは必要です.
資料を送付する場合は住所や電話番号もあったほうがいいでしょう.
また,企業の場合は冷やかし半分のような問い合わせを避けるためにすべてを必須にしておけばよいでしょう.

よくメールアドレスを二回入力させたりするフォームがありますが,感心しません.
面倒です.
コピーペーストしようとするとご丁寧にコピペ出来ないように javascript で禁止しているサイトもあります.
「イラッ」とします.

ちなみに弊社の「お問い合わせフォームサービス」ではメールアドレスを自動でチェックしますので,エラーになるようなアドレスは入力確認の時に再入力を促すようになっています.

また,郵便番号を入れると自動で住所がはいるようになっているメールフォームもありますが,入力の面倒臭さを低減する意味では必須の機能と言えるでしょう.
もちろん,弊社のサービスでも対応しています.
郵便番号しか入れなかった場合は「番地の入力の確認」まで行います.
20年,このサービスを行ってきた経験が生きています.

入力確認ページ

いきなり,送信完了ですと回答者にも覚悟が要りますし,間違えた入力があれば修正したいはずです.
よって,「送信」ボタンではなく,「入力内容確認」ボタンの方が押しやすいことになります.

入力確認ページで入力された内容を回答者に確認してもらいます.

その後,問題なければ,「回答内容」を「送信」してもらいます.

この後,弊社のサービスの場合はメールアドレスの自動確認と間違っている場合は再入力画面が現れます.

完了ページ(サンキューページ)

このページがないと本当に送信が完了されたのか不安になってしまいます.
ですので,必ずこのフェーズは必要です.

完了するとトップページに飛ばしたり,お知らせしたいページに飛ばすことも可能です.
ただし,入力したページをもう一度見たい場合に「戻る」ことが困難になりますので,出来れば,入力確認ページや完了ページはいわゆる「レイヤー表示」を行い,ページ遷移をしない場合もあります.

弊社の「お問い合わせフォームサービス」は基本的にページ遷移しないでも回答できるようになっています.
さらに最後にページ遷移したい場合はその設定もできますので,簡単に切り替えることが出来ます.

メールフォームのためのCGIプログラミング

HTML から問い合わせをメールで受けるためにはサーバー側で送信内容を抽出し,メール文面を作り,サイト管理者にメールするプログラムが必要です.

フォーム入力ページでは

タグを使い,その中に タグで入力欄を作っていきます.
この辺りは詳しく書いてある別のページを参照してください.

また,その form によって,内容がプログラム(CGI = Common Gateway Interface)に渡されます.
CGI は PHP や Perl や Python などサーバーで動作するプログラム言語を使います.

入力内容の中に悪意のあるスクリプトが存在していれば,それを削除したり,「そのような入力は出来ません」と警告するような処理も必要です.

そのプログラムで入力確認画面を表示し,メールを回答者とサイト管理者に送り,送信完了ページを表示させます.

メールフォームのセキュリティに関して

昨今では Google の方でも SSL を推進していることもあり,SSL に対応しているページが多くなっていますが,SSL であれば,入力した内容はサーバーまでは暗号化されて安全な状態で送られます.
form タグの action 属性で CGI のプログラムを指定しますが,その時にはその URL も SSL の URL になっていたほうが良いことになります.
また,method が GET だと URL に入力内容が表示されてしまいますので,POST の方がベターでしょう.

ただし,その後の入力確認がメールで送られると,基本的にメールの送信プロトコルである SMTP は基本的に暗号化されていませんので,メールサーバー間の通信は暗号で保護されません.
よって,その点に関しては承知しておく必要があります.
(配信されていく途中を経由するメールサーバー同士が暗号化に対応している場合は暗号化される場合もあります.)

メールフォーム作成サービス

以上のように,メールフォームを作成することを一から自分で行うことはなかなか面倒なことです.
お問い合わせページが一つしかないサイトが多いですが,それはこの面倒さにも起因しています.

お問い合わせのページが一つしかないと作成側は楽ですが,訪問者側からすると一呼吸空いてしまうことになり,何を質問しようとしたかについて再度考え直す必要に迫られます.
一旦,戻って商品名を確認したり,余計な手間が増えます.

弊社の「お問い合わせフォームサービス」であれば,一つのサイトに何個フォームを使っても月一万円で提供しています.

ログ解析サービス

ログ解析サービスと組み合わせれば,問い合わせが来た際にどのページからアクセスが始まって,どのようなページを辿ったかが分かります.
Google のサーチコンソールと連携すれば,どの単語でアクセスされたのかを分かる可能性もあります.
そこまで分析すると,どの単語が重要でページの中身はその検索単語にマッチしていたのかまでを検証することが出来るので,ページを改良することが出来るようになります.

是非,一度ご相談ください.

 

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※このページと無関係な内容のセールスはご遠慮ください.

 
   
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