「バイト 接客 求めすぎ」問題について
一見,普段の業務に関係ないと思われるが,実は結構あると感じたので記事にしてみる.
以前書いた下の記事に
「バイト 接客 求めすぎ」で検索してアクセスされていたので,このクエリーで検索してみると,上位ページには
- バイトの態度が悪い
- 安い時給で態度が悪くて何が悪い
などの意見が散見された.
まあ,確かにそれぞれの意見はその通りかもしれない.
飲食店で感じ悪い思いをしたら,それを覆すぐらい美味しくなければ,もう行かなくなるのは道理で,それが嫌ならバイトをクビにするか,給料上げてもっと質のよいバイトを雇えばいいというのは自然な流れだ.
そして,店長や客に文句を言われて気に食わないなら,その仕事は辞めればいい.
ただ,ちょっと考えてみる.
辞めるのはいいのだが,その瞬間,「態度の悪さに接した客はどう思うか」だ.
仕事をしているその瞬間に険悪な雰囲気になることは誰にとっても得にならないのではないだろうか?
その瞬間を考える
いやなら辞めればいいし,給与をあげる交渉をしてもいい.
しかし,その場にいたお客さんはそのバイトがどういう気持ちで働いているかに関しては何も知らない.
食事に来ただけなのに態度の悪い店員に当たってしまっただけである.
その食事がまずくなるだけでなく,二度と来ないし,それがちょっと出かけてあまり来ない土地であれば,その土地自体も嫌いになってしまうかもしれない.
誰も得しないではないか?
私は儒教というか,論語は好きでないが,一部の話に関してはその通りだと思っている.
己の欲せざる所,人に施すなかれ
この論語の一文は日本人にはとても当てはまる言葉ではないか?
日本人はこの言葉を忘れているのだろうか?
なぜ,ただ食事をしに来ただけなのに「むかついて」帰らなければならないのか?
前の記事にも書いた自分のことしか考えない人がいるからなのか.
人と接する時は気を付けたほうがいいとつくづく思う.
之を知るものは之を好む者に如かず,これを好む者は之を楽しむ者に如かず.

これも論語だが,仕事も遊びも全てこれに尽きるのではないか.
せっかくやるなら,好きになろう,いや,好きだけではなく楽しもう!
ということだが,このように生活すれば人生も楽しくはないか?
元々,何事に対してもネガティブになっている人にはあまり近寄らないようにしているが,自分がポジティブになっていれば,自然に周りもポジティブ人間が集まってくるような気がしている.
バイトの仕事に文句を言うなら,バイトの環境を変える,無理ならやめるのがよいだろう.
グチグチ文句をいっても始まらない.自分をポジティブな環境に置くことを最優先したらいいのにと思う.
普段の業務における営業・サポート活動において
つまり,ポジティブというのはとても大事な要素で,その時置かれた状況の中でできる限りのことを行うポジティブさが重要だと思っている.
コンサルティング営業というのは特にお客様に寄り添う姿勢が必要であるが,その時も「ダメだ,ダメだ」ではなく,今できる最善のことを考えて行動するしかない.
愚痴愚痴文句言ってても始まらないのだ.
文句をいうぐらいなら,対策を考えて実行に移すこと.
これを普段から心がけている.