読み取りだけを許可したアカウントで接続できる
Rectus Content Access for MCP 1.4.0で,記事を編集できないアカウントからでもMCPクライアントが記事を読めるようにした.
これまで読み取りの操作は編集権限で判定していたため,記事を読めるアカウントはその記事を編集できるアカウントでもあった.1.4.0ではWordPressの読み取り権限で判定する.購読者のように記事を編集できないアカウントで接続すれば,AIは既存記事を参照できるが書き換えはできない.
- 「サイトの記事を一覧して」「この記事を読んで」と頼むと,公開記事の一覧取得と,本文,抜粋,カテゴリーやタグの読み取りができる.編集権限を持たないアカウントでもよい
- 公開されているカスタムフィールドも読み取れる.REST APIやthe_meta()と同じ範囲で,先頭が _ など保護されたキーは従来どおり扱わない
- 下書きやレビュー待ちの記事はその記事を編集できるユーザーだけ,非公開記事は非公開記事を閲覧できるユーザーだけが読める
- 一覧は接続したユーザーが見られる公開状態だけを対象にする.総件数だけが多く返って中身が抜けることがなくなった
- 見られない公開状態を名指しで指定した場合は,空の一覧ではなく権限が足りないというエラーを返す
- カテゴリーやタグの一覧取得に必要な権限を,項目を割り当てる権限から読み取り権限へ変更した
- 接続したユーザーがどう指定しても実行できない操作を,機能の一覧に出さないようにした
書き込み側の権限は変えていない.記事の作成,更新,ゴミ箱への移動,カテゴリーやタグの管理,メディア,メニュー,固定ページ用テンプレートは,従来どおり接続したWordPressユーザーの権限を操作ごとに確認する.メディアライブラリの一覧取得も画像のアップロード権限のままにした.一覧できること自体がファイルの列挙になるためである.
機能の一覧を絞り込む仕組みはWordPress 7.1で追加されたもので,6.9と7.0では従来どおりすべての操作が見え,呼び出したときに拒否される.拒否される操作を隠すことは安全性の変更ではなく,AIが使えない操作を順に試す無駄をなくすためのものである.購読者で接続した場合に見えるのは,記事の一覧取得,記事の読み取り,投稿タイプの一覧取得,カテゴリーやタグの一覧取得の4つになる.
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