SFAやログ解析システムと繋がるMCPサーバー

更新日: 公開日: 2026/07

「先月問い合わせのあった会社を,ホームページの閲覧履歴と一緒に出して」

AI にこう話しかけるだけで答えが返ってくる.弊社のシステムは,そういう使い方ができるようになりました.
その入り口が MCP サーバーです.

AI アシスタントを中心に顧客管理・メール配信・アクセス解析がつながっている図

MCP とは何か

MCP は Model Context Protocol の略で,AI と外部のシステムをつなぐための共通の決まりごとです.
2024年に Anthropic 社が公開したもので,現在は ChatGPT や Claude をはじめ主要な AI が対応しています.

名前は難しく聞こえますが役割はごく単純です.

パソコンの USB 端子を思い浮かべてください.マウスもキーボードもプリンタもメーカーが違っても USB に挿せば動きます.端子の形と通信の作法が決まっているからです.

MCP は,この USB 端子にあたるものを AI の側に用意したものだと考えてください.
弊社のシステムに MCP サーバーという「差込口」をつけておけば,AI はそこに挿すだけで顧客データにも閲覧解析にも手が届きます.AI の種類ごとに専用の作り込みをする必要はありません.

今までと何が違うのか

これまで AI に社内のデータを扱わせるには,CSV に書き出して貼り付ける,という手順が必要でした.

書き出した時点でデータは古くなりますし,一度に貼り付けられる量にも限りがあります.何より毎回人間が手を動かさなければなりません.

MCP でつながっていれば,AI がその場でシステムに問い合わせに行きます.
いつでも最新の状態で件数の制限もなく,人間は日本語で用件を言うだけで済みます.

つながると何が起きるのか

MCP が本当に効いてくるのは差込口が一つではないときです.

弊社の rectus-mcp は,営業支援システムからメール配信,ホームページの閲覧解析まで,弊社が提供しているシステムのほぼ全てに差込口をつけています.
大事なことは機能が一つずつ使えることではなく,AI がそれらをまたいで使えることです.

冒頭の頼みごとをもう少し欲張ってみます.

「先月問い合わせがあった会社のうち,その後もホームページを見に来ている会社を閲覧ページの一覧つきで出して」

人間がやるなら,

  • 営業支援システムで先月の問い合わせを検索する
  • その会社名を控える
  • 閲覧解析を一社ずつ開いて履歴を確認する
  • 結果を表にまとめる

という手順になります.二十社もあれば午前中が終わります.

MCP でつながっていれば AI がこの手順を勝手に組み立てて実行します.人間が指示するのは最初の一文だけです.
営業支援システムと閲覧解析という別々のシステムをまたいでいることを,頼んだ側は意識する必要がありません.

他にもこんな使い方ができます

  • 「よく読まれているページの傾向から次のメール配信のネタを三つ出して」
  • 「今週フォローすべき先を最近の閲覧状況が活発な順に並べて」
  • 「この顧客との今までのやり取りを要約して,訪問前の三行メモにして」
  • 「検索順位が下がっているキーワードを挙げて,どのページを直すべきか教えて」

いずれもやろうと思えば人間にもできることです.
ただ実際には手間がかかりすぎて誰もやらない.MCP はその「やらないまま放置されている作業」を回収します.

弊社のシステムはほぼ全てが MCP でつながります

こうした使い方ができるのは,つながる先がどれか一つに限られていないからです.
rectus-mcp が開放している機能を,順に挙げていきます.

営業支援システム

顧客の検索,一社ごとの時系列(いつ誰が何をしたか),商談・活動の履歴の読み出し,担当者の割り当て変更まで行えます.

AI に話しかけると顧客リストと商談の履歴が浮かび上がる様子

メール配信システム

配信する記事の検索と書き換えができます.過去にどんな内容を送ったかを踏まえて,次の原稿を用意させることもできます.

ホームページ閲覧解析・アクセスログ解析

閲覧者一人ひとりがどのページをどの順番で読んだか,どのページがどれだけ読まれているか,どこから来た人なのか(流入元)を取り出せます.

アクセス解析とメール配信が AI アシスタントにつながっている図

フォロー管理

フォローの予定,やるべきこと(ToDo)の一覧と,その集計を扱えます.

検索キーワードの分析

自社ページの検索順位,関連語・類語,意味の近いキーワードのまとまりを調べられます.

ホームページ(WordPress)

これは WordPress 用の MCP サーバープラグインを別途,弊社で作成し,公式プラグインとして公開中のものがありますので,それを使っていただくと,弊社のシステムと連携して,記事の作成・更新,画像の登録ができます.

安全性について

AI に社内のデータを触らせることに不安を感じる方は多いと思います.

rectus-mcp は接続した利用者の権限の範囲でしか動きません.
その人が普段システムにログインして見られる情報だけが対象で,AI だからといって見える範囲が広がることはありません.

また接続そのものに認証が必要です.URL を知っているだけでは何も取り出せません.

導入について

すでに弊社のシステムをお使いであれば,AI 側に接続先を一行設定するだけで使い始められます.新しくソフトを入れる必要はありません.

ChatGPT,Claude,Claude Code など,MCP に対応した AI であればどれでも接続できます.

まずは「うちの場合どう使えるか」というご相談からで構いません.
フォームよりお問い合わせください.

 

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