引き合いを増やすためのホームページにリニューアル

更新日: 公開日: 2026/06

ホームページをリニューアルする目的は,単に見た目を新しくすることではありません.本当に必要なのは,見込み客が調べたい商品やサービスに迷わず辿り着き,問い合わせまで自然に進める状態を作ることです.

カードを選んで商品ページへ進むホームページリニューアルのイメージ

引き合いを増やすために必要なこと

引き合いを増やすホームページでは,トップページ,カテゴリページ,商品ページ,問い合わせページがそれぞれ役割を持ってつながっている必要があります.ホームページ制作・コンサルティングでも重視している通り,まずは情報の置き場所を整理し,訪問者が自然に目的のページへ進める構造にすることが重要です.

正しい木構造で商品ページへ辿り着けること

トップページにアクセスした人が,会社概要やサービス紹介だけで止まらず,調べたい商品や課題に対応するページまで問題なく進めることが必要です.そのためには,ページ同士の関係を整理し,親カテゴリと子ページの関係が分かる木構造にする必要があります.

ここでいう木構造とは,トップページを出発点にして,カテゴリページ,商品ページ,問い合わせページへ枝分かれしていくページ構成のことです.訪問者が「次にどこを見ればよいか」を自然に判断できるようにするための設計です.

  • トップページから主要な商品・サービスへ進めること
  • カテゴリページから詳細ページへの導線が分かりやすいこと
  • よくある質問,事例,問い合わせページが適切な場所から参照できること
  • 同じ内容を複数ページに分散させず,主題ごとに代表ページを決めること

検索エンジンにも本来のページを伝えること

人間にとって分かりやすい構造は,検索エンジンにとっても理解しやすい構造です.どのページがどの商品を説明しているのか,どのページを検索結果に出すべきなのかが明確であれば,検索エンジンは本来紹介すべきページを判断しやすくなります.

検索エンジンとは,Google などの検索サービスのことです.検索エンジンはページの文章だけでなく,ページ同士のつながりや見出しの構造も見て,どのページを検索結果に出すかを判断します.

アクセスログ解析や検索状況を見ながら改善することで,単にアクセス数を見るだけでなく,どのページを強化すべきかを判断できます.アクセスログ解析とは,どのページが見られているか,どこから訪問されたか,どのページで離脱しているかを確認する作業です.ホームページを勘ではなく実際の利用状況に基づいて改善するために使います.

現在のホームページに必要な情報表示へ対応すること

現在のホームページでは,本文が読めるだけでは不十分です.検索エンジンや SNS に対して,ページの意味,見出し構造,画像,説明文を正しく伝える必要があります.

  • 構造化データにより,会社情報や記事情報を機械的に読み取りやすくすること
  • HTML アウトラインを整え,見出しの階層を分かりやすくすること
  • OGP に対応し,X(旧Twitter),Facebook,LINE などで共有された時にタイトル,説明文,サムネイル画像が正しく表示されること
  • スマートフォンでも読みやすく,問い合わせへ進みやすいこと

構造化データとは,会社名,住所,記事名,公開日などの情報を検索エンジンが読み取りやすい形式でページ内に持たせる仕組みです.人間に見える文章とは別に,検索エンジンへ「このページは何についてのページか」を伝える役割があります.

HTML アウトラインとは,ページ内の見出しの階層構造のことです.大見出し,中見出し,小見出しが正しい順序で整理されていると,訪問者にも検索エンジンにもページの内容が伝わりやすくなります.

OGP とは,SNS で URL が共有された時に表示されるタイトル,説明文,画像を指定するための設定です.OGP が整っていないと,せっかくページが共有されても画像が出なかったり,内容が分かりにくい表示になったりします.

一つのテーマを一つのページにまとめること

よくある問題として,一つのテーマが複数ページに分散している状態があります.よくある質問,ランディングページ,各商品ページに同じ単語や同じ説明が頻出していると,訪問者にも検索エンジンにも,どのページが中心なのか伝わりにくくなります.

ランディングページとは,広告や検索結果などから最初に訪問されることを想定して作るページです.便利な一方で,通常の商品ページやよくある質問と内容が重なりすぎると,サイト全体の役割分担が分かりにくくなることがあります.

この場合は,主題となるページを決め,関連ページからそのページへリンクする形に整理します.各ページは同じ文章を繰り返すのではなく,役割を分けて補足する形にします.

メンテナンス性を高めること

少しの修正でも外部業者へ依頼しなければならない状態では,ホームページを営業活動に合わせて育てることができません.リニューアル時に WordPress 化しておけば,文章の修正,画像の差し替え,お知らせの追加,商品ページの更新など,多くの作業を社内で行えるようになります.

WordPress 化とは,ホームページを WordPress という更新管理システムで管理できる形にすることです.専門的な HTML 編集をしなくても,管理画面から文章や画像を変更しやすくなるため,日常的な改善を社内で進めやすくなります.

  • 社内で日常的な修正ができること
  • 商品やサービスの変化をすぐに反映できること
  • 生成 AI を使って下書きや改善案を作りやすいこと
  • ホームページメンテナンスの負担を減らし,継続的に改善できること

生成 AI とは,文章案や見出し案,説明文のたたき台などを自動で作る技術です.ただし,そのまま使うのではなく,自社の商品知識やお客様からよく聞かれる質問に合わせて確認・修正することが重要です.

リニューアルは事業内容を整理する作業でもあります

ホームページの構造を考え直すことは,商品やサービスの見せ方を考え直すことでもあります.商品企画のコンサルティングにもつながる作業であり,どの商品を誰に向けて,どのような価値として伝えるのかを整理する機会になります.

引き合いを増やすためのリニューアルでは,デザイン,ページ構成,HTML,検索エンジン対応,SNS 表示,更新体制をまとめて見直す必要があります.その結果,訪問者にも検索エンジンにも分かりやすく,社内でも育て続けられるホームページになります.

 

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