なぜSFA・MAツールは「使いにくい」のか
「Salesforce 使いにくい」「Salesforce 評判 悪い」「Salesforce 高い」「Salesforce デメリット」「Salesforce 使いこなせない」「kintone 使いにくい」「SFA 使いにくい」──営業支援システムやSFA・MAツールの名前と一緒に,こうした言葉で検索する人は毎月かなりの数にのぼる(キーワードプランナー).
名前に「使いにくい」「評判 悪い」「高い」といった否定的な言葉が並んで検索されるのは,それだけ現場で「うまくいかない」と感じている人が多いということだろう.営業を楽にするはずのツールが,なぜそう受け取られるのか.その背景には,ツールの設計そのものに理由があることが多い.
多機能なツールは画面の行き来が増えやすい
Salesforce は多機能で大規模で複雑な営業組織にも対応できる豊富な機能を備えている.一方で,機能が多いほど画面や項目も増え,目的の情報にたどり着くまでの行き来が多くなりやすい.これは欠陥ではなく,多機能であることと引き換えに生じるトレードオフである.画面が増えれば,その構成に慣れるまでの学習コストも大きくなる.多機能なツールが「使いにくい」と受け取られやすいのは,多くがこの点に起因している.
自由度が高いほど情報は探しにくくなりやすい
kintone も同じ構図がある.kintone は自由度が高く,自分たちで業務に合わせて組めるのが強みだ.一方でその自由度の裏返しとして,作り込むほど「あの情報はどこに入れたか」を探しにくくなる傾向がある.これは kintone に限った話ではなく,自由度と探しやすさが両立しにくいという,ツール設計上の一般的な性質である.
それでも大規模で複雑な運用ならSalesforceが向く
誤解のないように書いておく.どんな会社にもレクタスが最適だと言うつもりはない.
- 拠点が多く,部門ごとに複雑な承認フローがあり,専任の管理担当を置けるような大規模組織の場合
- 他の生産管理ソフトなど必須のソフトとの連携が必要.
- 少々高くても売上も多いので十分メリットがある.
- Salesforce のことがよく分かっている専門家が社内にいるので不明点が出てもすぐ対応できる.
- 入力項目が多くても問題なく入力しきれるコツコツ優秀な営業マンが多ければ成功するだろう.
- 画面数が多く目的のページへ到達するのにクリック数が多くても実直な営業マンが多ければ全く問題ない.
- 「上に言われた」「海外の本社から Salesforce じゃないとだめ」と言われても忠実に従う社員が多ければ十分に使える.
- Salesforce は世界で一番有名だ,使用例が多そうだ,そういうシステムを使うのが当然だし,使っていて安心だ.「これが使いにくいのはむしろ私が悪いんだ.」と思える人にはもってこいのシステムだ.
- 外部ソフトとの連携が多い,つまり「なにかあった時にもこれだけ周りにソフトがあれば困ることはないだろう.」例え,今は使わなくても将来的に安心だ.
- ホームページと営業支援システムが連携して売上をあげるなんてことがあるわけがない.外部ソフトと連携する必要があったって,その時は外部ソフトと連携すればいい.
上記に当てはまる企業であれば,Salesforce を選択することは正しいと言える.
選択肢を正しく知ったうえで選ぶのがいちばんよい.そのための比較として読んでほしい.
レクタスが機能より「つながり」と「検索性」を選んだ理由
レクタスの営業支援システムは,多機能に「見える」かもしれないが,使い方は一本道になるよう設計している.あれもこれもと機能を並べるより,画面と画面がつながっていること,そして探したい情報にすぐたどり着けることを優先した.価格が抑えられているのは,機能を削った廉価版だからではない.少人数で開発しているからであって,中身はむしろ実務で必要なところに絞り込んで磨いている.
きっかけは「問い合わせ」ではなく「熱心に読んでいる」
ここが,レクタスがほかのSFA・MAツールと最も違うところだ.多くのツールは,「問い合わせ」や「資料請求」を営業のきっかけ(トリガー)にする.しかし問い合わせには,ただの資料集めや,他社との相見積りの当て馬も混じる.問い合わせだけでは,相手の本気度は分からない.レクタスは違う.「自社のページを熱心に読んでいる人」を営業のきっかけにする.5ページを開いてすぐ離脱した人と,1ページを最後までじっくり読んだ人は,同じ「訪問者」でも意味がまるで違う.後者は,たとえ比較検討中だとしても真剣に比較している.当て馬の可能性は低い.どのページを,どれだけ熱心に読んだか──その「読みの熱」を見て,問い合わせを待たずにこちらから声をかける.これがレクタスの中心にある考え方だ.
これは「後の先」を仕組みにしたものだ
武道に「後の先(ごのせん)」という言葉がある.先に相手に動かせ,それを受けて仕掛ける.「熱心に読んでもらう」=相手に先を出させること,「その熱を見て声をかける」=後から仕掛けること.つまりレクタスの営業支援システムは,「後の先」をそのままソフトウェアにしたものだと言える.営業スキルに頼らずとも,仕組みとして「後の先」がとれる.(考え方の背景は「後の先をとる営業・後の先をとるビジネス」に詳しい.)
使いやすさで選ぶなら一度触ってみてほしい
言葉で「使いやすい」と書いても伝わりにくい.無料で試せるので,営業支援システム(SFA)のページから実際に画面のつながりと検索性を確かめてほしい.「今のツールが使いにくい」と感じているなら,一度試してみる価値はある.
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