ブロック編集・一括更新・リビジョン復元などWordPress運用機能を拡充

更新日: 公開日: 2026/09

Rectus Content Access for MCP 1.6.0を公開した.記事をブロック単位で直す機能,投稿をリビジョンから戻す機能,複数の記事・メニュー・画像をまとめて更新する機能を追加した.追加CSS,コメント,ウィジェット,操作履歴にも対応し,MCPクライアントから行えるWordPressの運用を大幅に拡充した.

WordPressの記事編集,リビジョン復元,一括更新,メニューや画像などの管理機能がMCPでつながる様子を表した図(バージョン1.6.0)

記事をブロック単位で直し,リビジョンから戻せる

記事に含まれる見出しや段落などを一覧で確認し,選んだブロックだけを編集できるようにした.文字列の置き換え,ブロック全体の置き換え,前後への追加,削除に対応する.本文全体を送り直す必要がないため,長い記事でも直したい箇所を限定できる.

編集するときは本文全体と選んだブロックの状態をそれぞれ照合する.読み取り後に人や別のMCPクライアントが内容を変更していた場合は保存しない.WordPressが正しく解析できないブロックや再利用ブロックなども編集を拒否する.

記事の文章を変更する前には現在の文章をリビジョンへ残す.過去の版を確認し,タイトル・本文・抜粋を戻すこともできる.未公開記事ではAIが確認用URLを受け取れるようにした.

複数の記事やメニューをまとめて変更できる

編集できる記事から古いURLなどの完全一致する文字列を探し,見つかった場所・件数・周辺の短い文章を確認できる.候補を確認した後は最大50件の記事をまとめて置き換えられる.タイトルやカテゴリーなどの一括更新も最大50件に対応した.

既存の記事をひな型にしたい場合は下書きとして複製できる.本文,抜粋,分類,アイキャッチ画像,ページテンプレート,並び順,MCPから読めるカスタムフィールドを引き継ぐ.

クラシックナビゲーションメニューは最大100件の項目を1回で作成・更新・削除できる.同じ処理で作った項目を後続の子項目の親に指定できるため,大きな階層メニューもまとめて組み立てられる.

画像・追加CSS・コメント・ウィジェットを管理できる

メディアのタイトル,代替テキスト,キャプション,説明を最大100件まとめて更新できる.画像ファイル自体や記事内のURLは変更しない.

追加CSSは取得,部分編集,全置換,削除に対応した.直前に読み取った内容と一致するときだけ保存する.MCPで置き換えたCSSは専用のリビジョンから戻せる.テーマのファイルは変更しない.

クラシックテーマでは既存ウィジェットの設定を確認・更新できる.コメントはメールアドレスやIPアドレスを返さずに一覧表示し,最大100件を承認・保留・スパム・ゴミ箱へ変更できる.コメントを完全に削除する機能はない.

変更履歴と保護カスタムフィールド

管理画面の「ツール」→「MCP操作履歴」ではMCPによる変更を90日間確認できる.記録するのは時刻,WordPressユーザー,MCPクライアント,行った操作の種類,対象,指定された項目名である.記事本文などの値は記録しない.成功した変更に加えて,一括処理が途中まで反映された場合も残す.

管理者は設定画面で保護されたカスタムフィールドを明示的に許可できる.先頭がアンダースコアのSEOプラグイン用フィールドなどを必要な場合だけ開放するための機能である.WordPress自身が使う内部項目は開放できない.通常の公開カスタムフィールドには従来どおりMCPから読めるものがあるため,秘密情報や個人情報を保存しないようにする.

一括処理で競合した場合

一括処理は全項目を事前に検査してから順番に保存する.保存開始後にWordPressのエラーや同時編集が起きた場合は,それより前の項目が反映済みになることがある.その場合は成功した項目と現在の状態を表す照合値を返す.対象をもう一度読み取り,現在の状態を確認してから再実行する.

各操作は接続を許可したWordPressユーザーの権限内で動作する.追加CSSやウィジェット,コメント管理などは必要な権限を持つユーザーにだけ表示される.

プラグインについて

プラグインでできることや導入方法.

WordPress.orgの配布ページ.

 

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